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ガイア(ベルベル語・ティフィナグ:GYY, ラテン語:Gaia)またはガラ(Gala)は、紀元前3世紀の古代ヌミディア(現在のアルジェリア北東部)においてベルベル系遊牧民の部族連合であったマッシュリー族(Massyli)の王。史料によって、名前がガイアだったりガラとなっていたりする。父はゼラルサン(Zelalsan)、兄弟はウルサゼン(Ulzasen)、子はヌミディアを統一したマシニッサ(Masinissa)。 第二次ポエニ戦争(BC219年-201年)が起こると、ガイア王はカルタゴと同盟を結んで共和政ローマに対抗し、息子のマシニッサと騎兵をハンニバルの遠征軍に援兵として派遣した。 ガイア王は、紀元前208年から206年頃に没したらしい。この後、マッシュリーは次々に王が変わり、西のマサエシュリーのシュファクスによって制圧される。ところが、マシニッサがローマの将軍大スキピオに降伏して、シュファクスがカルタゴ側に寝返ったため、ローマ軍によってシュファクスは排除され、マシニッサがヌミディア統一王国の王となった。ガイアは、ヌミディア統一前の最後の王ということになる。 ==関連項目== *ヌミディア人 *ヌミディア王の一覧(:en:List of Kings of Numidia) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガイア (ヌミディア王)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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